事例 インドネシア輸出入の税金と免税制度について(2025.1.20)

当社はトラック等の特殊装備品の開発、施工を行っています。
これまで、インドネシア現法は日本から部品を輸入し、インドネシアで販売していました。この度、日本から部品を輸入し、インドネシアで加工・組立をして日本親会社に売るという商流を考えています。以下の点について、教えていただけないでしょうか。

①インドネシアが部品を輸入する際に掛かる税金にはどのようなものがあるか?(関税、付加価値税等)
②インドネシアから日本に輸出する際に掛かる税金にはどのようなものがあるか?
③その他、掛かる税金はあるか?
④減税制度、免税制度があるようだが、どのような条件が必要か? 


【ご回答】

 

インドネシアが部品を輸入する際に掛かる税金には、下記のような税金があります。
BM(輸入関税)= 関税率 × CIF価格
VAT IN(付加価値税)= 税率 × (BM + CIF価格)
PPh(源泉所得税)= 税率 × (BM + CIF価格)
税率については、輸入部品の詳細(HSコード等)を明確にした上で、輸出業者や貿易コンサルタントに確認する必要があります。 

また、KITEという制度があります。保税地域において輸入した原材料等の関税を保留した状態で、当該保税地内で生産されたものを輸出するこができる(=関税なしで製造し輸出できる)という制度です。KITEを適用した場合、BM、VAT Inは0%となります。 

インドネシアから日本に輸出する際に掛かる税金は、基本的にはありません。 

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